mini freak 

    
                                       -気分はミニ♪-        最初にもどる

 

最近の車と違って、ミニは定期的なお手入れが必要です。
日頃のメンテナンスさえちゃんと行なえば、重大な故障で泣くような事もなくなるかも?
でもって、何でもお店まかせじゃなく、自分でトライするのも楽しいよ。



定期的メンテナンスの周期。 ページのトップへもどる

消耗部品メンテナンスの交換目安。各工具はインチ仕様を用意。

重要度

   オイル&フィルター・エレメント                                 ミニファーム過去の投稿より

A  
  ミニは、エンジンの中にミッションが組み込まれてるので、オイル劣化が激しい。だから、普通の車の
  感覚では大きな間違い。メンテを怠って、エンジンを壊したら最悪ですぞ。
 
3,000kmに1回は、交換しましょ。2回に1回はエレメントも交換。 
  オイルの粘度は、20W−60と硬いオイルを。冬でもせめて10W-40は必要。ただし、あんまり乗らない
  人は、月日とともにオイルも劣化するので、ある期間過ぎると交換しましょ♪
 ただし、ガソリンスタンドでは、替えたばかりのオイルでも交換をすすめる(-_-;)こともあるから注意!

                      ちなみに、このオイルの番号の意味は・・・。「○○W−○○」
                      SAE規格(アメリカ自動車技術協会)と呼ばれる粘度分類で。
                      前が低温側の粘度指数、後ろが高温側の粘度指数を表してるそうです。 
                      数値が低い(柔らかい)と、オイル漏れを起こす原因ともなるので、適度なオイルを。

   
15/16インチのプラグレンチ/ボルトの締付トルク3.4 kgf/オイル量はMT4.8L(4.2L)・AT5.0L(4.4L)(フィルター交換時)

   フラッシングオイルについて

×  
  フラッシングオイル(洗浄用オイル)は、使用しない方が良い。
 どうしてもオイルを抜き取る事が出来ず残ってしまい(ATにいたっては、7Lのうちの2Lは残ってしまう
  )、洗浄用オイルが混ざる事は良い訳が無い。
  

   ステディロッドのブッシュ

A  
  エンジンをやんわりと固定してるラバーで、これがヘタるといろいろと障害が出る。所詮ゴム製なんで 
  消耗品です。エンジンを揺すってみて、車全体が動くとOK。
  エンジンだけが揺れるとヘタッてる証拠。即交換すべし。これをサボるといろんな箇所にトラブルが・・。
  チェックしてOKなら、
無理して交換する必要は無い。乗り方にもよるよね。
  
NOW   PRINTHING

   グリスアップ

A  
  ミニは、足回りにグリースアップが必要です。それによって保護します。 ポイントは8箇所(フロント6
  箇所、リア2箇所)にグリースアップ。
年に4回のグリスアップが望ましい。
  くれぐれも車の底の足回りを洗車しないように。グリスが流れてとんでもない事に。それと、質が悪い
  グリスは冬場にロウのように固まったりして、かえって悪い影響を及ぼすので注意。雨の日に乗る事
 が続いたら、流れてる可能性もあるのでチェック。

 
グリスガン・
NOW   PRINTHING

   バッテリー

C


 これも消耗品。
3年に1回は交換したい。上記『ころばぬ・・』で書いたように、端子さえ交換す
   ると、国産の安いバッテリーが使えるようになる。容量も大きけりゃ良いというものではない。適量を。
  容量が大きくなると充電に時間がかかり、オルタネーターに負担がくるので、良し悪し。


  12Vバッテリー

   点火プラグ

C

 
  
20,000kmに1度は交換.。日頃のお掃除も効果的。ただし、プラグを外す時は必ず1本づつ
  にした方が、間違えなくて良いかも。こんがりキツネ色ならOK.黒かったり湿ったりしてるのは、不完全
  燃焼してる証拠。逆に白っぽいのは、混合気が薄い。

NOW   PRINTHING

   タイヤローテーション

C   
 5,000kmごとのローテーション
で、片減りを無くし長持ち。

   エアー・フィルター

C   
 20,000km
で交換。しかし、車の環境によっても違うし、交換しなくてもはたけばかなり取れる場
  合もある。もちろんこれも使用環境やフィルターの種類などで交換時期は幅広い。国産車なんかほとん
  交換しないかも(^^ゞ

NOW   PRINTHING

    エンジンパッキン

C  
  エンジン上部にうっすらとオイルが滲んでる事がある。パッキンがコルク製なんでヘタってる可能性が。
  
オイルが滲んでたら交換しましょ。古いパッキンは熱でこびりついてるので、丁
  寧にこすぎ取る。その際に、エンジン内部にカスが落ちないように注意!

NOW   PRINTHING

    クーラント冷却水

C  
 
2年に1回の交換がオススメ。クーラントの防錆効果が2年程度。錆がまわるとラジエターのコ
  アが潰れて充分な効果が出にくくなる。サイドにラジエターが設置してあり、おまけにギッシリと部品
  が詰まったミニのエンジンルームは、オーバーヒートしやすい環境なのだ。

NOW   PRINTHING



日常のチェックポイント。 ページのトップへもどる

今時の車と違って部品の消耗、トラブルの頻度は多い。
早めのチェックで未然に防げ!特にエンジン、走行中の音に敏感になる事も大切。
ミニの声を聞こうよ^^

重要度

   ラジエター冷却水

A
  トラブル頻度NO1がオーバーヒートじゃなかろうか。ラジエターキャップを外してチェック。足りない場合は
  補充(水道水でOK)。その際に錆が出てないかもチェック。夏場は特に重要です。
  走った後は、猛烈に沸騰してるので噴出した蒸気でヤケドに御注意。沸点が高いレース用のキャップ
  に変えるのも効果的。

   ファンベルトの緩み

A  
  指で押してみて、ちょっとたわむぐらい(正しい感覚を憶えておきましょ)。エンジンの回転数とともに
  キュルキュルと鳴いたりしてるのは、ベルトが緩くなってる事が多い。
  昔、ファンベルトが切れたら、ストッキングで応用出来るって聞いたけど、本当やろうか。
  まぁ、それをトライする事が無い事を祈ろう^^;


 
プーリー間のたわみ13 mm

   各オイルの量

A   
 
エンジンオイル、ダンパーオイル、ブレーキフルード、ウォッシャ−タンク、クラッチオイルの各量をチェッ
  ク!!それぞれにとても大切な部分。極端に減ってる場合は、安易に補充するだけでなく、原因を追
  求すべし。ほとんどが見ただけで判るので、慣れたらチェックは簡単です。ダンパーオイルがちょっと
  面倒かな?車の下を見て、オイル漏れが無いかどうかのチェックも大切。

   タイヤの空気圧

A    
  見た目で減ってるタイヤが無いかチェック。
  スタンドでガソリンを入れる時に、空気圧もチェックしてもらうと良いよ。
  ハンドルが急に重くなったり、あらぬ方向に引っ張られたりする時には、パンクの可能性が。
  パンクったってペシャンコにならずに徐々に減ってる場合もあります。ペシャンコにしてしまうと、ホイル
  や足回りを痛める恐れがあるので、早めの修理を。
  ジャッキアップする際には、ロッドを痛めないようにジャッキポイントを正確に(ミニはちょっと特殊です)。

 
フロントタイヤ空気圧 196 kPa・リアタイヤ空気圧186 kPa 





転ばぬ先の杖。これだけは欲しいぞ! ページのトップへもどる

できればやっておきたいメカニック&インテリアの事。

重要度

   オイルパン・アンダーガード

D    
ミニは、どうしても車高が低いし、ちょっとの段差でアンダーを打つ事がたびたび。
  他の部分はしょうがないとして、オイルパンはカバーしたい。エンジンの中にギヤを組み込んでいる
  ので、もしオイルパンに亀裂でも入ると大手術 のうえ大出費。

 鋳物なので割れやすいしね。 オイルパンの下部はアルミなので丈夫。アンダーガードを装着した事
 で、さらに車高が下がり、ガード時代を擦り易くなるし、もし強く当たった場合は、エンジンはカバーで
 きたとしても、今度はフレームが曲がったりするのでメリットとデメリットがある。

 他にデメリットとしては、メンテナンスやオイル交換がやり難い事。多少重くなる事。エンジンの熱効率
 がマイナスになる。新たにつける時にはよく考えて。


  ATとMTは形状が違うので御注意!
 

   ハイ・ロー・キット&スプリング・コイル

C
  ミニのクッションはゴムで出来たラバーコーン。これはこれで奇抜で独創的。
  しかし、これが時間が経つと、モノがゴムだけに劣化し、車高が下がってくる。
  そこでラバーをスプリング・コイルに変える。コーナリングは向上するが、乗り心地は好み。
  ついでにショック・アブソーバーも交換したいね。

   ステアリング・アジャスター

B  
  ミニのハンドルは、バスのように上に向いてる。そこで体型にあった角度をつけられるアジャスターを。
  これはかなり快適です。超オススメ。

   バッテリー端子

E
  バッテリー、これも消耗品ですが、交換する時に国産の値段が安いバッテリー が使えません。
  なぜなら、コードとバッテリーをつなぐ端子(ターミナル)の形状が違うわけすで。
  いっその事、この端子を国産用に交換しましょ。そうする と安い国産のバッテリーが使えるのだ。

 

    ワンタッチグリル・ボタン

G
  10,000kmごとのオイルフィルター交換時のグリルの脱着に、8個のネジを外さにゃならん。
  そこで、この簡単脱着ボタンをつけると、大変便利。でも、見た目が変るので、その辺は好み。
  フォグランプをつける予定の人は、かえって邪魔になるようです。御注意!
  

    スタビライザー

C
   コーナリング時の車の傾きを修正してくれ、安定した走行が出来る。しかし、フロント・スタビライザーだ
  けだと、アンダーステア特性がさらに増すので、リア・スタビライザーも一緒に取り付けコントロールす
  る。 フロント固定で、リアで調整する事によってステア調整が出来る。ただ・・・高価なり。 

NOW  PRINTHING

    クイック・シフトレバー

B
  やはり、でっかい英国人仕様なのか、シフトレバーのギヤチェンジが遠くて大変。そこで、手前に持っ
  てきて、おまけにシフトストロークが短いシフトレバーにチェンジ。種類多数。

  
NOW  PRINTHING

    ペダル類

C
  何故か、ミニのペダルってちっちゃい。日本人仕様なのかいな。
  コーナー攻めるにゃちと心もとない。そこででっかいペダルに交 換。
 車パーツ屋さんの売ってる軽用のペダルセットでもだいぶ変る。

 右のアルミアクセルペダルはミニのネームが良い。
  
  
 

    電動ファン強制スイッチ

C
  暑い日の渋滞にゃ泣かされたミニオーナーも多いと思います。普通は、ある程度温度が上がると補助
  の電動ファンがサーモスタットで動き出すようになってるんですが・・・。ミニの計器類はアバウトだしね。
  そこで、バイパススイッチをつけていつでも動かせるようにしました。ちょっと気持ち的に安心。
  
  


悩ましい選択。うーーむ。
ページのトップへもどる

重要度

   10インチ × 12、13インチ

A
  ミニの為に開発された10インチのホイール。オールドタイプなミニには必須。
  確かに見た目は10インチがピッタシくる。コーナリングや乗り心地も良い。しかし、その反面、制動性
  能や高速走行の場合は、どうしても分が悪い。  この選択によって、まるっきり違う志向のミニになる。


▲10インチホイール

  インジェクション × キャブレター

B  
  ’92以降のミニはインジェクションが装備され、コンピューターで燃料噴射を制御。それによって、チョー
  クも無くなり、寒い朝も一発でエンジンがかかるようになった。1300i の i が、イグニッションの i 。
  でも、良い事ばかりじゃないぞ。逆に、オールレンジで、オールマイティなコントロールを機械がやって
  くれる半面、アクティブな加速性能が無くなった。ミニはROMチューニングができない(?)。
  ソレックスやウエーバーのキャブを装備し、 加速性、馬力アップを重視するミニノリも、かなりの 数いる。ツインインジェクションもあるが日本では発売されなかった。

      

▲ウエーバーキャブレター

   ウエーバー × ソレックス × SU

C  
   ウエーバーやソレックスはスポーツキャブと呼ばれ、細かいセッティングや。燃料噴射ポンプがあって
  よりアクティブな加速が得られる。デメリットとしては、中低速での不安定さ。低速からいきなり全開す
  ると咳き込むなど、アクセルワークのスキルが必要となる。
  片や、SUは、インジェクションのようにオールマイティな働きをこなすが、固定ベンチュリーのような手軽
  なセッティングがやりに くい。

  じゃじゃ馬対サラブレッド馬かな。クーパーSは、SUツインキャブが標準パーツだった。
  

   ラバーコーン × スプリングコイル                            ミニファーム過去の投稿より

B   
  独特な乗り心地のラバークッション。一部国産高級車のエアークッションに 似た乗り心地。
  しかし、微妙に揺れが続く感じ。それが、コーナリングにも災いする。これは、はっきり言って好みの
  問題。サスペンションの硬さも影響する。消耗部品交換の頻度では、スプリングの勝ち。


ミニのメンテナンス・故障に関してのオススメサイト
ページのトップへもどる


ミニは故障中

Go to Heaven? Go to Hell?

MINmum通信
Copyright(c)  Neji Factry All Rights Reserved